私が特別研究期間(在外研究)に入る2020〜21年度は、修士1名(ラボ11期生)、学士7名(ゼミ4期生)のラボ/ゼミ生を送り出しました。以下は、今年の修論・卒論研究の概要書です。
修士論文(大学院政治学研究科ジャーナリズムコース)2021年度修了
◆Analysis of Japanese COVID-19 Vaccine Skepticism in Facebook
学士論文(政治経済学部)
◆リケジョの発生からみるジェンダーステレオタイプに基づくラベルによる性差別
◆AI美空ひばりへの反応からみる、AIの娯楽的利用に関する日本社会のコモンセンス
◆Twitterにおける「PCR検査」議論の変遷〜インフォデミック禍のソーシャルメディア
◆Twitterにおける人工肉の社会受容〜議論における技術の認知と呼称差異による受容
◆ソーシャルメディア”Twitter”における高齢者への認識〜コロナ禍の高齢者をめぐる議論の論点
指導教員としての振り返り
この年度は修士課程学生をとりませんでしたので、修了したのは9月入学で時期がずれていたYさんのみです。そしてコロナ禍もあり、学部生のうち卒論まで行き着いた人びとの比率は47%、と残念なことになってしまいました。しかしながら、それだけにやり抜いた皆さんは素晴らしい研究成果を手にしたと思います。
次の修論生は私が特別研究期間を終えた2023年度からですので2024年度修了、そして学部学生も23年度からですので、2025年度卒業ということになります。しばらく間が空いてしまいますか、先輩の衣鉢を嗣いで、ますます良い研究をしてくれることを期待しています!